2020.1.31
株式会社マスコ
居酒屋「恵屋」をはじめとする33店舗の飲食店を運営し、店舗で評判のドレッシングややきとりなどを一般販売用に商品化するなど食品製造事業にも力を入れている「株式会社マスコ」。今回の採用力向上モデル事業を通して、人材の確保と育成について改めて考えられたそうです。そのためにどのような取り組みをおこなっているのか、人事部部長の藤本さんにお話をうかがいました。
Q. 採用力向上モデル事業を通して取り組んだことについて教えてください。
藤本さん:弊社は33店舗の飲食店を運営しており、アルバイトさんもたくさん働いています。新しく入社した方がなるべく不安なく働きはじめられるように、採用から入社までのフォローの在り方について見直しました。その過程で「ハートフルな取り組みチェックリスト」というアイデアが出てきました。入社した方が不安なく勤務初日を迎えることができ職場に早くなじめるように、また、「入ってくれてありがとう!」の歓迎の気持ちが伝わるにはどうしたら良いのかをメンバーや店長達にヒアリングして作成しました。例えば、新しく入社した方の名前をスタッフ全員が把握、入社当日の対応者の設定・流れの確認、スタッフ同士の自己紹介などです。今後このチェックリストを浸透させて、各店舗で新しい方を温かく迎える準備ができるようにしていきたいです。
Q. その他に取り組んだことはありますか?
藤本さん:昨年度から取り組んでいる、「アルバイトリーダー制」についての再周知をおこないました。アルバイトリーダーとは店長の仕事の一部を担えるアルバイトさんのことです。時間帯責任者のような存在で、時給も100円アップします。店長不在時にある程度の対応ができるアルバイトさんを育てていきたいと思っています。
Q. 再周知をしてみてどうでしたか?
藤本さん:実際に都城の店舗のアルバイトさんがアルバイトリーダーになってくれました。その後、その方にお話を聞く機会があり、「収入が増えてありがたいですし、任せてもらえているということが嬉しい。」と話してくれました。また、アルバイトリーダーがいるおかげで、都城の店長は有給休暇も取得しやすくなったそうです。店長の負担の軽減や、有給休暇消化の促進に繋がっていくのではないかと思います。今後、ほかの店舗からも声が上がるのを期待しています。
Q. 今回の取り組みが現場の中で活きていますね。
藤本さん:弊社の経営理念「たくましく立派な日本人となり、美しい人生を」にあるように、働く人がライフプランやキャリアプランが見えて、「うちの会社だったら望む人生を全うできるな」とか、「すごくHAPPYな人生が送れるな」と思ってもらえるような会社でありたいと思い、取り組んでいます。
ー新しく入社する方への準備や、既存のスタッフの働き方に着目した取り組みをおこなっている「株式会社マスコ」。マスコさんの取り組みは、ハートフルな(こころ温まる)会社づくりへと繋がっていくのではないでしょうか。
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