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採用担当インタビュー(2019年度)

2020.2.28

100年以上の歴史を有する日向の老舗企業。 経営理念の実現に向けて、企業への理解と共感をテーマに組織づくりをおこなっています

ミツイシ株式会社

日向市の伝統産業である、はまぐり碁石の製造業として大正6年に創業した「ミツイシ株式会社」。現在は、ドライブインの運営や加工食品事業などもおこなっており、ミツイシのオリジナル商品である「日向夏ドレッシング」はスーパーなどでも販売されています。多岐にわたる事業展開をおこなうがゆえに、採用や育成に対するハードルもあるといいます。これらを解消するための取り組みについて、代表取締役の黒木さんにお話をうかがいました。


 


Q. 採用に関する課題は?


黒木代表:弊社は3つの異なる事業を展開しています。はまぐり碁石製造業、加工食品事業、ドライブイン事業(売店・レストラン)です。社員には事業の枠を越えての異動やお手伝いをお願いすることもあり、様々な仕事に携わる可能性があります。一方で多岐にわたる業務を経験していただくため、業務内容にギャップを感じる社員がいたり、スランプに陥る社員がいたりといったことがありました。現在は、採用面接の段階から弊社のことを知ってもらい理解を深めてもらうことで、入社後のミスマッチを防ぐよう努めています。


 


Q. どのような採用活動をおこなっているのですか?


黒木代表:まずは弊社のことをお伝えするようにし、理念や行動指針に共感できる部分があれば選考に進んでいただくようにしています。ただそうした人材と1人でも多く出会うためには待っていても仕方がないため、こちらから積極的に様々な場所に出向いて、弊社で働いていただく候補となる人材と会いに行くようにしています。



Q. 社員の育成についてもお聞かせください。


黒木代表:私が講師となり管理職や次世代リーダーを対象に「ミツイシ塾」というものを実施しています。月に1回、弊社の経営理念について話をした後、理念についてどのように考えるかグループ討論などをおこなう場です。また、40名の全社員にむけても社長面談を年に2回、一人ひとりとおこなっています。面談の中では事前にシートに記入してもらったことをもとに、会社の良いところや改善すべき点といったことから、社員の3年後10年後の夢といったことまで幅広く話をしています。社員の中には、「結婚したい」、「家族で海外旅行がしたい」といったプライベートの夢の話をしてくれる方もいます。そういった情報を共有する中で、経営理念である「互いに敬い助け合います」に沿った環境づくりをすることが、社員の夢を実現する後押しになるのではないかと思うようになりました。業務の分散化や複数業務を担える体制づくりなどを通して、誰かが困ったときに助け合える、ひいては豊かな暮らしに繋がる取り組みを実践していきたいと考えています。


 


Q. 取り組みを進めていく中で、社員の方の反応などありましたか?


黒木代表:理念の共有をすることで、共感や信頼を得ることができているのではないかと感じています。朝礼で理念の話をしていると、業務連絡の中で部長が理念に沿った一言を付け加えてくれたり、面談の中で社員自ら理念に沿った話をしてくれたりといった事が増え始めました。また、実際に弊社のパートさんが、うちの会社働きやすいよと言って新しいパートさんを紹介してくれたこともありました。少しずつですが人に勧めたくなる会社、選ばれる会社になってきているのではないかと感じています。そのような事を積み重ねながら、この地域に20年後も30年後も人に選ばれる「良い会社」であり続けることが私の夢です。


 


ー歴史や産業を重んじつつ、時代に応じた事業展開を実現させている「ミツイシ株式会社」。経営理念を形骸化させないためのヒントは、トップ自らの意志と行動にありそうです。

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